今年も、細々と振り返ってみよう。
平成27年で、もっともよかった自句は、
・高速道路地獄も辛いよ閻魔様
になる。
矢野錆助という男がいなければ、この句は生まれなかった。
ぜひ、声に出して読みたい文章である。
そして、錆助の筋肉を確認する事ができた。
また、歌に関していえば、『曇天の歌』がもっともよかった。
これもまた、大変な状況ではあったが、なんとか、歌にして楽しむ事ができた。
他句に関していえば、働き猫さんが、週刊俳句を通じて、
頭角を表してきたことが印象に新しい。
あの内容を週刊でこなしていく事自体が、幾多の感動を生むと思った。
ほか、最近、川柳で見つけた樽坊さんという方は、
かなりの実力の持ち主だと思うので、もっと詮索して、登用していきたいと思う。
そのような1年だった。
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