2017年6月3日土曜日

お休みの歌

※待ちに待ったお休みだ

今日の 今日の お休みに
今日の 今日の 命伝う
知りすぎたのは よこしまな
遠くの事 ばかりなり

今日の 今日の お休みに
今日の 今日の 矢が刺さる
的を得たのは こればかり
今日の 今日の お弁当

今日の 今日の お楽しみ
一度きりの お楽しみ
聴こえてくる音 軽やかに
今日の 今日の 祝い歌

今日の 今日の お休みに
今日の 今日の 祈り捧ぐ
恵みの言葉 弱くとも
今日の 今日の 生きた証

日光浴の歌

にくき青空に 水色のスケジュール
お日様の お助け舟よ 

稲の穂の ゆらゆら揺れる
飛行機の 行ったきりよ

大空に 忘れてしまえ
何事も 放してしまえ

お昼寝に 掲げてみましょ

水面の歌

※水面がこの上なく、好ましい

波波と押し寄せせだるは 贈り物
さまよいて漂い来たるは 紙袋
浮き草に 一つの魂 見つけたよ
さざ波を 受け止めつつも 時の音

雀の歌

雀の目の色は 
つぶらな瞳の てんてこまい

雀の背の色は 
油ばかりの キャンパスよ

雀の憩いの場
更の空き地に 陣を取る

雀の神隠し 
雀のお告げの日

人見知りの歌

※お楽しみは、とっておこう

ガソリンスタンド 人見知り
用事が無くとも 押し寄せる

パートのおばさん レジ係
何気に知り合い 町内会

出さずじまいの 年賀状
幾つになっても 書けやせぬ

連絡取れない お友達
ご縁は慌てず お楽しみ

2017年4月2日日曜日

一人ぼっちの歌

※尋ねる相手が見当たらない

どこだって知らない お隣さん
挨拶 惜しまずに

かき消す間もなく 訪れる
ニュースの 幻よ

いよいよ力は 衰えて
ベンチに たどり着く

消え入るかすかな 囁きは
本音の おまじない

2017年3月23日木曜日

矢印の歌

※進路について悩んでいる

どっちつかずの 矢印よ
知らない 事あるさ

月に召された 逃避行
それだって あるものさ

義理に隔てた 願い事
それだって 叶うさ

頂きますと 申されよ
口運ぶ 事運ぶ

寝台列車の 枕元
シーツの 純白よ

空き缶だって 答えたよ
起き上がり 跳ね上がる

2017年1月2日月曜日

一途の歌

※命ある限り、続いてゆく

この世界の 果てに祈るもの
この世界の 波にたくすもの
この命の 限り尽くすもの
この世界の 一途に会えるもの
この世界に 別れを告げた人
この世界に 伝わる物語
おとぎ話に 老若男女あり